新米エンジニアのとたとた旅日記

旅をしたい‼︎身近なところからコストを少なめにいろんな所に旅していきます。 色々と変わったこともしております。

電車を何本も逃し、普通に乗れる人たちを羨ましく思った

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

直近ですと3年前にパニック障害の症状で、とにかく吐き気がひどくて電車に乗れなかったことです…。

唐突に吐き気にもよおされ、吐くものがないのに何度も嘔吐してしまいとにかく怖かったです。今はパニック障害の症状だと分かるのでまだ原因が判明しているだけ気持ちが少し楽です。

 

一番最初に症状が出た時、電車に乗るためにホームに向かっていたところでした。

手が震えて「おぇっ」と何回もなり吐くのが苦手な私なのに嘔吐が止まりませんでした。いつも帰りに何事もなく乗っていた電車が急に恐ろしい物体に感じました。

"乗るのが怖い"と感じました。

それまでは電車の中では携帯で好きなものを調べたり、読書をしたりと自分の中では乗車時間が好きな方だったので、恐怖を感じたことは初めてです。

乗っている最中にこの気持ち悪さと動機が止まらなかったらどうしよう…降りることも出来ないし。そう思うとますます気持ち悪さと息切れが加速し、何回も電車を逃しました。ホームで並んでいた人達が次から次へと電車に乗り込んでいく姿を見ながら、ベンチで座っていた私は涙が止まりませんでした。

とにかく落ち着かせないと。と深呼吸するように心がけましたが焦る思いと無理やりにでも落ち着かせようとする心が余計に悪化させてしまいました。

 

結局30分以上ベンチで休んで、なんとか乗れるようになった状態になると、急行の電車は避け、各駅停車の電車に乗り電車が一駅停車する度に、心を落ち着かせました。

「目的地まであと○駅」「辛くなったら今は停車中だから降りられる」

と乗車中は心に言い聞かせました。

その日は結局目的地(最寄り駅)の2駅前で降り、そこから歩いて帰りました。

 

パニック障害はまだ完治しておりませんが、未だに最初に発作が起きた時のことは忘れられません。死なないと分かっていても「死ぬんじゃないか」という気持ちになりました。