新米エンジニアのとたとた旅日記

旅をしたい‼︎身近なところからコストを少なめにいろんな所に旅していきます。 色々と変わったこともしております。

「三千円の使いかた」を読んだ感想

#こめの読書

「三千円の使いかた」を読了。

※出来るだけ避けていますが少しネタバレ含んでいるかもしれないです。

 

本屋でぱっとみて気になった本を選んで買ってみるというのに憧れて、今回はこちらの本を買ってみました。

昔はケチ…というより節約家だった私にとって、お金の勉強になるかなと思い購入。本の帯には”知識が深まり絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説” なんて書いてあります。

読み終わって個人的にはお金の使い方というよりお金に対する考え方について見直すことが出来ました。

 

年代毎にストーリーがあり、自分の今の年齢やお金に対する悩みによってどのストーリーに共感するかがまた異なってきそうです。どのストーリーも読み応えがありますが、私が今回読んで特に心に残ったのは生き方や結婚に対する費用対効果です。

 

私はよく今後の生き方に対して費用対効果があるのかとか少し考える時があります。この選択は正しいのか、と損得勘定で考える傾向が強くあり、その考えは社会人生活が長くなり、年齢が上がれば上がるほど強くなっておりました。社会人になってから学生の頃よりお金が増える分、そのお金の使い道が誤っていないかと不安になり、使うのが怖くなります。

この本を読んで、果たして費用対効果だけを考えて生きていくことが自分のためになるのか、幸せにつながるのかを改めて考え直させてくれました。

 

女性は働き方も多様となり、結婚・出産・育児とライフステージが多くなり、悩むことが多いと思います。「お金」について一度立ち止まって考えさせてくれる本で、ぜひ読んでみていただきたい一冊です。(男性にもお勧めです!私は特に男性の登場人物の観点から学ばせて頂きました)