白鳥庭園は「水の物語」の庭園でした
紅葉の時期にちょくちょくInstagramに現れる「白鳥庭園」の紅葉。
※白鳥庭園とは「はくちょう」がたくさんいる庭園なのかなと思っていたら読み方は「しろとり」でした。
先日丁度近場を通る機会があったので行ってみました! 地下鉄西高蔵駅下車徒歩約8分ほど歩いて向かいます。
ほうここが白鳥庭園か、と思えば地図上の目的地の白鳥庭園はまだ先でした。
よく見ると、ここは白鳥公園でした。
(参照 : 交通アクセス | 白鳥庭園 )
西高蔵駅より神宮西駅の方が、白鳥庭園へのアクセスが近いのですね。
白鳥庭園ばかり有名ですが、白鳥公園も広々としていてちょっとした穴場だなと感じました。
白鳥公園を通り過ぎて目的の白鳥庭園に着きました。
入場料大人300円を払っていざ入園。
入り口入るとすぐに池を発見。時期的にもう冬ですが、まだ紅葉が残っていました。
散策してみると、白鳥がたくさんいる庭園かと思えば、違いました。
様々な水の表情を表した庭園でした。
築山・滝・渓流・渓山
落葉が滝の中に落ち、流れて川の色は朱色も混じっています。水の流れが激しい。
ししおどしを発見。庭の醍醐味ですな。
でもこのししおどし、庭と全然関係ないところにありましたけどね。
インスタでよく見かけるところです。
清羽亭という庭園のほぼ中央のところに位置しておりました。
白鳥がたくさんいますが、普通の鳩もいました。どっちがどっちやら。
三角形の造りは「雪吊り」という造形で、白鳥庭園のHPによると金沢から技術指導を受け、冬の風物詩として平成10年から始まったそうです。なんか見たことがあるなと思ったら、金沢の兼六園にも確かに同じ造りのものがありました。
ここは海洋の景の場所でしょうか。
池が広く深いので、水面に反射して空の色が浮かび上がります。
丁度日が沈む時間帯で、日が沈む前・沈んでいるところ・沈んだ後全ての池の様子を見ることが出来ました。
庭園内に野良猫を3匹ほど発見。
にらめっこしましたが、猫はすぐ飽きてどこかに行ってしまいました…。
まとめ
元々白鳥を見に行くことを目的としていましたが、水の静・動両方を表した造りの方に感動して魅入ってしまいました。
水は物語となって
壮大な自然を創り出す
(引用 : 白鳥庭園パンフレットより)
とあるように、白鳥庭園はもともと源流から大海までの"水の物語"をテーマにした池泉回遊式日本庭園だそうです。庭園の名前にとらわれずに造りやテーマを主観として回ってみると新たな発見が出来ると思いました。