ご飯を作るか、作らないかから考える家族関係
今日ちょっと驚いたことがあったのでつぶやき程度に。
なんとなく興味が湧いて、結婚後の夫婦の関係について調べたところ、"旦那と喧嘩して「もうご飯作らなくていい」と言われた場合、みなさんはどうしますか"という内容の記事を拝見しました。
そこで驚いたのが、回答の多くが「ご飯を作る」だったことです。
驚いたのには理由があります。
私の体験談になりますが、私の母は、私が子供の頃に不機嫌になったり言い合いをするとよく「もうあんたにはご飯を作らん」と言いました。そして本当に機嫌が直るまで作らないんです。私が何か作ろうと台所に立つと、非常に怒るので正直私も母と暮らしている間は料理がまったく出来ない人でした。(今振り返れば、無理やりでも作ればよかった…でも子供だったのでなんか逆らえなかったという言い訳をする)
その経験から、母親はいざというと、家族のご飯を作らないという権力を持っているんだなと漠然に思っていました。その為、上記記事に戻りますが、わざわざ旦那の方から「ご飯を作らなくていい」と言った場合、妻は作らないのが当たり前だと考えていたので回答結果に驚きました。
最初は上記質問に対して喧嘩してもご飯を作るという選択をする女性の方々を大人だなと尊敬しました。しかも、作る理由が喧嘩を引きづらない為という今後の生活を見据えての考えが多く、すごいなと思います。ただ、よくよく考えると、この質問は旦那と妻との関係で、私の経験は母親と子供との関係なので当てはまりません。
このご飯を作るか、作らないかの議論は家族内の権威の強さによって変わってくるのではないでしょうか。旦那と妻との間で喧嘩をした場合、妻の方がご飯を作らなくなると旦那とのますます関係が悪くなり、その後の生活にも響きます。そうなった場合基本旦那の方が仕事をして稼いでくることが多いと思うので、妻の方は生活する上で何かしら困ると思うんです。
しかし、母親と子供の関係だと、母親がご飯を作らなくても、子供が何か出来るわけではないので困らない。そういう意味で母親の方が権威が強いと言えます。
家族との関係って難しいなと思いました。ただ、食べ物の恨みは怖いと言いますか、私も喧嘩して「ご飯作らなくていい」と言われても、きちんと作れるような心を持てるよう心掛けたいと思いました。
以上、つぶやき終わり。